都市交流まとめ

市田柿生産者から聞いた一番多い悩みは担い手不足でした。アンケートでは7割が後継者がいないと回答しました。市田柿は11月から収穫がはじまるので、収穫の時期に手伝いに来てくれるファンを増やして毎年定期的に来てくれる仕組みを都会の若者と考えました。高森町は放置竹林問題も抱えていて、流しそうめんのギネスに挑戦していたこともあり、竹の鶏小屋を明治大学建築・アーバンデザイン研究室と下伊那農業高校畜産部とNPO法人はなぶさ学園と協働して制作しながら都会と田舎の若者が交流を深め、秋には一緒に市田柿取りの手伝いをしてもらいました。現在でも都会と田舎の若者の交流は続いています。その他にもSNSで私達の活動を知って興味を持ってくれた都会のOLが今後一緒に活動してくれることになりました。国分寺市にある日立製作所は高森町出身の今村繁三氏の元別荘であり、その近くにある本町南町八幡神社は氏の寄贈によるもので、高森町と縁あったので国分寺市の社会福祉協議会や不登校児童支援団体を訪れて令和5年度から本格的に交流を始め、都市交流の可能性を広げます。